千葉でも広まりつつある「自由葬」。どんな葬儀?
自由葬は千葉だけではなく、全国の葬儀場で対応可能になりました。
とはいえ、一応の規律やルールがあります。
どんなものか、概要をお話ししてみましょう。
■生演奏や合唱など故人の趣味を反映。
故人の趣味やライフスタイルから、残された家族がもっともふさわしいと思う葬儀のスタイルを計画するのが自由葬です。
したがって質問者の問いにあるように、「自由に演出できる葬儀」ということになります。
たとえば音楽が好きな故人であったなら、好きだった音楽を葬儀場に流したり、仲間のバンドや合唱のグループが生前のレパートリーを歌って見送ったりすることもできます。
どんな葬儀にしたいか、生前に書き記しておくことも大切です。
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■自由とはいえ演出は葬儀場のスタッフ。
自由葬といっても葬儀場ごとに一応の規律やルールがありますから、すべてが自由というわけではありません。
千葉でもだいたい3割程度の葬儀場が自由葬に応じていますので事前に相談してみてください。
要望を伝えれば、あとは葬儀場のスタッフとコーディネイターが会場の準備を整えてくれます。
複雑で手の込んだ演出よりも、象徴的なプログラムが1つか2つあれば十分です。
■自由葬は故人を偲び、故人を送るもの。
他と違った葬儀をしようなどと、余計なことを考えたり盛り込んだりする必要はありません。
故人の年齢にもよりますが、プログラムを組むときは会葬者の年齢も考慮しましょう。
立食のようなパーティ形式にこだわってしまうと、高齢者などが十分な見送りに心を砕けなくなります。
千葉でも、会葬者からのそのような感想がたまにあります。
象徴的な演出を少し取り込む程度で十分です。
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